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~幼稚園
腰まで伸ばした髪と、生け花と水泳とピアノをやっていた社長令嬢時代。オリジナルの絵本を作っており、漫画家と画家の区別もつかず、卒業文集の将来の夢に「さくらももこ」と記載する。
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小学校
持病のアレルギー性喘息の悪化により転居。漫画家に憧れ、授業中でもおかまいなしに絵の練習を続ける。漫画家ブームが到来し、お小遣いの多い子が幅を利かせるようになる。ブックオフでさくらももこのエッセイを収拾したりしていたが、天性の適性や財力で勝負が出来ないことを受け入れはじめる。
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中学校
美術部の副部長をしていた。図画工作や美術の才能はあり、型に嵌らない私に叱咤する両親に対し何度も美術教師が勝負を挑んでは敗北していた。絵画や彫刻などで市や県などのコンクールの受賞もする。無機物や建物のデッサンなどを行なう。漫画のイラストデッサン本での練習や漫画道具などを揃え始めるが、イラストに関しては天性の適性の無さを感じ、別の表現手段の模索を始める。
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高校
親に抵抗し、デザイン科の受験をするも、その年だけ何故か異常な倍率を叩き出す。私立高校の選抜進学クラスへ。美術部と写真部を兼部しており双方にて定評を貰っていたが、写真部の部長になったことで美術部を退部する。財力不足により、親のおさがりの型落ちのコンデジを使用するも、コミュニケーション能力やお祭り精神で教習所との提携やコンテストなど革命を起こす。学級委員長や文化祭実行副委員長、全国模試での表彰や読書感想文の県入賞、文化祭のステージに立ったり狂言の体験に立候補など色々と行なう。おさがりのPCとペンタブレットが来たことで、絵師として勧誘されネット活動も始める。
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大学
人生の中で意義を見出せるのが、創作活動でありその為には美術系か映像制作系の大学か専門を志望していた。両親共々その道の専門での学歴コンプレックスが激しく、家から通える距離のマンモス大学に入り教員や公務員になること以外認められなかった。興味のない学科に進学するも、論文等で実績を収めつつ、大学の映像サークルに入部。1本の監督と3本の出演を行なうも、馴れ合いや不要な支出が多く、2年次には自分で友人を集めて短期バイトの貯金でPCとハンディカムを購入して映像制作サークルを設立。5本の映画を撮影し、支出の少ない宅飲みや学内でのかくれんぼなどを行ないながら、文化祭では一定の評価を受ける。
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社会人
器用に実家を抜け出す。この頃にはイラストは才能不足、表現活動は学歴不足というので自信喪失していたため、就職活動に前向きになれず飲食の司令塔やコンシェルジュのような仕事を1社だけ受けて内定を貰ったので入社した。通常業務+αで多忙を極めたが、Adobeを使用しての様々な商業デザインを任される。センス自体は良い方だったので、学生時代とその実績で、広告代理店のデザインとフリーランスのデザイン業務を行なう。WEBデザインの勉強をしている際に、ITに興味を持ったことでITに進んだが、収入を得る手段にすぎずMV制作などの創作を無償で行ったりしている。